中紀バス

和歌山県日高郡由良町に拠点を置くバス会社。ほかに有田郡湯浅町・広川町に路線を持ちます。かつては有田市まで乗り入れていましたが、2007年に撤退しています。事業の軸は貸切バス事業で、乗合事業は紀伊由良駅を中心に6路線を展開するのみの小規模なものです。
1933年に由良自動車商会として設立。1942年に有田海岸合資会社と合併し、2007年まで営業エリアが完成します。その後、戦後中の経営統合により周辺の小規模バス事業者と合併し、南海自動車（→のちの南海バス。現在の南海電鉄のバス部門である南海バスとは別の事業者）となります。1954年に南海バスより分離独立し、中紀バスを名乗るようになりました。1957年より一般貸切事業を開始、現在の主軸となっています。
車両は日野とふそうが中心。路線車は赤・黄・青の三原色を大胆に使ったカラーリングで、紀州の海に映えるステキな車両が揃っています。

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