東和町総合サービス公社 岩手22ゆ399
花巻市営バスで使用されていたエアロKの長尺車です。長尺のみならず、中ドアが4枚折戸であるなどラッシュを想定した仕様になっており、花巻の山間部の生え抜き車両ということを考慮すると豪華すぎる仕様です。実際にラッシュを経験したことはあるのでしょうか・・・。
東和町サービス公社としても自慢の車両だったようで、公式サイトででかでかと紹介(自慢?)されていました(現在はページが無くなっています)。つり革・整理券機・料金箱も備えた本格的な路線バスですが、同社のHPの記載を読む限りではビデオデッキとテレビも装備しているようで、貸切使用も考慮されていたのかもしてません。乗車はしていないので、廃車時までテレビが現役だったかは未確認です。乗りたかったですが、乗ると帰れなくなるので・・・。
同車は小山田線の専属車両となっており、稼働は1日2往復か3往復(回送含む)と短距離でしたが、やはり雪の影響か車体の痛みが目立っていました。平成29年9月の花巻市営バス事業終了後は、スクール用途に転用されることなく引退しました。
1992
最終日となった平成29年9月30日の様子です。朝から雨が降っておりましたが、時折晴れ間も見える変わった天気でした。
朝運用を終えた後、担当乗務員さんが最後の洗車をしていました。この時点で残る運用は夕方の0.5往復のみ。
同僚の398号車と。運よく陽が差しました。
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