いすゞ キュービックノンステップ

1998年に登場したいすゞ初のノンステップバス。フルフラット構造で、車体後部のエンジンルーム部分が大きなデッドスペースとなっています。2000年にエルガフルフラットノンステップにモデルチェンジする形で生産が終了しました。
3年間のみと生産期間が短かかったことと、特殊構造で故障が多かったために早期廃車となる事例が相次ぎ、現在では仙台市交通局としずてつジャストラインのみに現役車両が残っている状況です。
尺は短尺(L尺)と標準尺(N尺)の2種類で、型式はKC-LV832LKL-LV832Nとなります。



★特徴的な仕様★
・ジャーニーに準じたフロントガラス
中型モデル・ジャーニーに準じたフロントガラスに変更した車。路線バスとしては異端なキュービックのフロントデザインを嫌った事業者に向けて、オプションで用意されていました。
ノンステップでは東武バス・阪東自動車・しずてつジャストライン・伊丹市交通局の4社局が採用しています。


・CNGバス
天然ガス仕様の車。いすゞは古くから低公害車として天然ガスバスに注力しており、多くの社局で導入されました。屋根上にガスタンクを積んだルックスが特徴的です。
国内で現役の事例はありません。

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