淡路交通 神戸230あ575

2001年式のエアロバス。淡路交通はいすゞが中心の会社ですが、KC~KL初期にかけての高速車はふそうのエアロバスを好んで投入していました。淡路交通のエアロバスは中扉付き仕様となっており、これは営業用途としては国内唯一の事例です。路線車らしく側面に方向幕も付いており、非常に特徴的な外観となっています。
2017年時点で扉エアロバスとして最後の1台となっており、スルッと関西バスまつりにて展示が予告されていました。しかしながら2017年のバスまつりは台風の影響で中止となり、さらに翌2018年のバスまつりも台風で中止に。淡路交通としてはなんとしてもバスまつりに出展してから引退としたかったらしく、土日1往復のみの保存運行を2年間続け延命してきました。2019年6月19日、めでたくバスまつりへの展示を果たし、2019年9月末のダイヤ改正に合わせて引退となりました。
淡路交通としては異例の18年利用ではありますが、最後の3年間は週末1往復/日のみという贅沢な使われ方をしてきただけあって状態もよさそうで、国内で売却され第2の人生を歩む予定なんだとか。

KL-MS86MP 改
2001

運行最終日となった2019年9月29日には、福良にて撮影会も開催されました。

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