旭川電気軌道 旭川230あ128

2022年10月、旭川電気軌道の創業100周年を記念してレストアされた前2軸モノコック車。
旧旭川バスが1963年に3台導入しうちの1台で、1978年に引退して以来、廃車体倉庫などとして保管されていたものです。2022年にフルレストアの上で稼働状態に復活し、その作業シーンは公式サイトでも公開されています。

特徴はなんといっても前2軸のロングボディ。三菱ふそうのMR400系でも最大クラスのモデルで、ラッシュ輸送に特化するために車内はオールロングシートという割り切った仕様です。やはり用途が限られていたためか、旭川のほかには国鉄バスと名鉄バスのみが導入した希少車種となりました。また、その中でも呉羽ボディを架装したのは旭川の3台のみに留まっています。やはり車体が大きいだけあって、実際の走行シーンは迫力満点でした。

経年者であるため、一般貸切は行わないようですが、イベント等での活躍に期待したいところですね。

MR430
1963

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