金剛自動車

金剛自動車は大阪府富田林市を中心に、南河内郡各町へ路線を伸ばすバス会社。1925年の創業以来、2023年12月の廃業まで大手私鉄の傘下に入らない独立系のバス会社でした。

2000年代半ばまでストライキが頻発するなど、元々労使関係が不仲であることで知られていましたが、その分人手不足の影響も顕著に受けていたようで、2020年4月には一般貸切旅客自動車運送事業を廃止、2023年2月には平日ダイヤが休日ダイヤとほぼ同等の水準となる大幅な減便改正、また2023年6月にはタクシー部門が廃止となるなど、近年急速に事業規模を縮小して今いた。2023年12月20日をもって、乗務員不足を理由に廃業に至り、一部路線はコミュニティバスに引き継がれています。

車両は三菱ふそうに西工車体の組み合わせがメインで、渋いカラーリングはマニアからも人気がありました。三菱ふそうのワンステップ車に西工が載らなくなった2007年ごろからは純正ボディのエアロスターや日産車が入るなど車種も多様になっていましたが、財務状況が厳しかったのか2010年を最後に新車が入らなくなり、最後は10年以上新車が入らないまま廃業に至りました。

Pickup
和泉230あ1901
和泉230え2001
和泉230い2202

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