千葉内陸バス 千葉200か2569

京成バスから転入した富士重工製ノンステップバスです。シャシはいすゞエルガ。エルガのBタイプと富士重ボディとの組み合わせは製造数が少なく、東武バスと京成バスにのみ導入されました。
2013年に京成バスから内陸バスへ転籍。車体色は京成時代のままで、特に背面は『京成バス』の表記を塗りつぶした跡がはっきりと残っていました。長期間の仕様は考慮していなかったようで、主に長沼線を中心に4年程度活躍したのち、2017年秋に廃車となりました。
同車の廃車時点で、LV834+富士重の乗合車は全国的に見てもこの1台しか残っておらず、なんと引退に合わせてイベントが開かれることになりました。土日祝日の特別運転や、運行時刻の公開、引退記念乗車券の作成が行われ、さらに11月5日にはさよならツアーも企画されました。一般路線用のバスとしては異例の注目度となったのではないでしょうか。

KL-LV834N1
2002

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