側面窓の種類
窓の形状
側面窓のレイアウトパターンにはいくつかの種類があり、運行事業者が選択することができます。なお、近年のワンステップバスやノンステップバスでは窓のレイアウトの自由度が低くなっており、ツーステップバス時代のような多様性は失われています。
1.2段窓
2段窓が並んでいるもので、1996年ごろまでのツーステップバスでは一般的な仕様でした。
2.逆T字窓
上部が引き違いになったもので、こちらもごく一般的な仕様です。Tの字を逆さに向けたように見えるため逆T字と呼ばれます。
3.T字窓
下部が引き違いになっているものです。Tの字の形に見えるためT字と呼ばれます。ちょっぴり観光バスチックで、少し高級仕様です。
4.全引き違い窓
5.固定窓
窓の色
1.クリアガラス
2.スモークガラス
スモークフィルムを貼ったものです。内部が見える程度の薄いものから、全く見えない濃いものまであります。日よけカーテンを廃止する代わりにUVカットのスモークガラスとするなど、主に日射遮蔽用途で使用されています。
3.ブロンズガラス
4.ブルーガラス
青系の着色ガラスです。主な採用事業者として、仙台市交通局や東洋バスなどが知られています(ともに現在の新車では採用していません)。
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