ことでんバス

ことでんバスは、香川県高松市に本社を置くバス事業者。1943年に高松市内のバス事業者を統合して発足した高松琴平電気鉄道（ことでん）のバス部門と、1950年に設立された高松バスが主な源流となっています。

高松バスは1961年に高松琴平電気鉄道の傘下に入り、1986年にことでんのバス部門を吸収した上で社名を「コトデンバス」に変更しました。しかしながら、バブル期に計画した不動産投資の失敗から経営が悪化し、2001年は親会社のことでんとともに民事再生法適用を申請しています。

その後、再建に当たってのイメージアップを図るべく、2003年よりキャラクター「ことちゃん」を大きく描いた現行カラーが採用され、さらに2005年にはひらがなを交えた「ことでんバス（現社名）」へ社名が変更となりました。2018年には、同じことでんグループ傘下の徳島西部交通を合併し、貸切営業のみではありますが、徳島県へ進出しています。

車両は三菱ふそうと日野が中心で、在籍車の多くを占める中型車は自社発注で揃えています。朝ラッシュ時やイオンモール系統用途で少数ながら大型車も在籍していますが、こちらは全て移籍車となっています。なお、大型車は2023年9月時点ではすべてふそう車です。

バス車両の代替は比較的早く、中型車は2023年9月時点でKK規制車の代替がほぼ完了しています。

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大型車
中型車1
中型車2