岡山電気軌道
岡山市を中心に路面電車および路線バス事業を営む交通系企業。1910年の創業以来一度も社名を変更しておらず、老舗の矜持を感じられます。現在は両備グループの傘下企業のひとつで、子会社に和歌山電鐵をもっています。
乗合自動車事業には1929年に進出し、西大寺鉄道(現:両備バス)とは競合関係にありましたが、1935年に両社のバス事業会社が合併して岡山バスが発足したことで協調路線へ転じ、以来1960年には両備バス出身の社長を迎えるなど、人的・資本的な関係を強めてきています。2021年には両備バスと路線バスの共同経営を実施することが報じられています。
近年は郊外路線を両備バス、市内路線を岡山電気軌道と棲み分けがなされており、岡山電気軌道は短距離の市内路線が多いのが特徴です。
両備グループの方針として、廃線となった地方鉄道の再建に取り組んでおり、実際に南海貴志川線の運行を引き継ぎ、和歌山電鐵として子会社化しています。
バス車両は三菱ふそうで固められており、一部の例外を除いては新車を投入しています。2002年にJR九州の車両デザイナーとして有名な水戸岡鋭治氏デザインの新カラーが採用され、白基調のさわやかなカラーとなりました。長らくワンステップ車にこだわっていましたが、2012年からノンステップ車がメインになっています。
2024年1月時点で、西日本車体工業58MCボディを架装した車両が20台程度残っており、愛好家の間ではまとまった台数の58MCを見ることができる最後の会社として知られています。
岡山22か3075
岡山200か1497
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大型車
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元両備バス
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