南海バス 和泉200か494

03年に、南海高野線堺東駅と堺市西区役所を結ぶ鳳シャトルの専用車として投入されたブルーリボンシティノンステップ車です。南海バスの開業10周年を記念して復刻塗装で登場しました。磨かれた外観に輝くメッキホイール、車内はハイバックシートと、お金のかかった"シャトル仕様"です。2016年夏ごろに白色LEDに交換されています。
2017年8月の路線再編により堺東~西区役所の路線は、その先の栂・美木多駅や光明池駅に直通する運用を主体とした体系に変更され、鳳シャトル便としての運行は終了しました。余剰となった専用車は一般路線用途に格下げされ、同車は外観こそ変わらないものの再び単色LEDに戻されています。白色LEDでは約1年間のみの活躍でした。
格下げ後は原則平日のみの運用となり、堺東~鳳駅・西区役所間の区間便の他、ハイバックシートを生かして堺東~住之江公園方面の中距離系統などを中心に充当されました。しかし、次第に稼働率が落ちてきており、2022年9月1日時点では平日朝の堺東~緑が丘の臨時便のみの運用となっています。
南海バスはクボタの研究拠点の移転に伴って、9月16日に海浜匠町系統の新設、並びに緑が丘区間便の廃止を伴う大規模なダイヤ改正を控えています。494号車も海浜匠町系統へ振り替えられるものと思われ、稼働率の改善が期待されます。


KL-HU2PPEE
2003

鳳シャトル時代の姿。
白色LEDを装備している姿。

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