北海道中央バス 札幌22か2997

97年に導入されたブルーリボンワンステップバスです。
中央バスでは95年よりワンステップバスを導入していますが、以前の車は全てUD車となっており、日野車は97年が初の採用でした。また当時はワンステップ車の試験的導入の側面が大きく、年に数台程度の導入に留まっています。97年もUD・日野・ふそうがそれぞれ1台ずつの少数の導入でした。この傾向は00年まで続き、本格導入は01年以降となります。
さらに、98年からワンステップ車の導入は中型車へ移行したため、結果的にこの車が唯一のブルーリボンワンステップ車になりました。なお、グループ全体で見ると、別途子会社に直接投入されたブルーリボンワンステップバスが在籍しています。
同車はワンステップバスながら、同時の中央バス日野車の標準的仕様であった長尺・田の字テールを採用。大型のパッケージクーラーと合わせて非常に特徴的な外観でとなりました。
新製配置は平岡営業所で、江別を経由して2015年に千歳へ移動。行先をLEDに交換され、千歳市内の各路線で使用されました。その後2018年春に廃車となりました。

KC-HU2MPAA 改
1997

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