プリンセスライン

プリンセスラインは、大阪府寝屋川市に本社を置くバス事業者。1983年にセレモニー観光として創業し、主に冠婚葬祭関連の送迎バス事業を展開してきました。

2005年に京都市内で乗合事業に進出。中古で真っ赤なカラーのバスを用意し、京都駅や四条河原町から京都女子大学を結ぶ路線「プリンセスライン」を開設しました。京都女子大学は近隣の東山七条までは京都市交通局が多数の便を運行していますが、女子大までは距離は近いとはいえ急な坂道となっており、ラストワンマイルの需要をうまくつかんだ形です。停留所の数も絞られ、市バスと比較すると事実上の急行便となっており、俗に“女子大バス”と呼ばれるなど女子大のスクール色が強い路線ですが、一般客の乗車も可能です。

京都市内での路線バス事業が軌道に乗ったことから、2007年には初の自社発注車を投入。以降は中古・新車が概ね半々といったところで代替が進められています。

2009年には会社名を「京急バス」へ変更しますが、東京の京浜急行電鉄の略称と被ることから抗議を受け、同年中に再度「京都急行バス」へ社名を変更しています。2015年には路線の愛称に合わせて「プリンセスライン」へ社名を変更し、現在に至ります。

小規模な事業者ながら環境配慮に熱心で、2008年には京都市内で初となるハイブリッドノンステップバスを投入し、さらに2013年には中古ながら天然ガスバスを導入。2015年には国内で初となる中国製電気バスを投入するなど、地域に先駆けて先進的な取り組みを行っています。特に電気バスは在籍する7台のうち、5台が8年以上に亘る活躍を続けており、この実績は近年の電気バス導入ラッシュにも大きく貢献しているといえるでしょう。

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京都200か1367
京都200か2481

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