大阪シティバス なにわ200か1444

大阪市交通局が2010年に導入したエルガノンステップバスです。
大阪市交通局は2014年に交通局事業が110周年を迎えましたが、その際に記念として昭和34年に採用されたワンマンカー用の塗装を復刻した車両が登場しました。このカラーは深緑と細い白帯との縞模様が特徴的で『ゼブラバス』の愛称で親しまれたらしく、交通局内に当時の静態保存車が現存しているなど、数ある過去のバスデザインの中でも、大阪市交通局を代表するカラーといった扱いを受けています。
塗装はラッピングで再現され、往時の小窓の再現などにも力を入れています。復刻塗装車は2014年の時点で現存していた各営業所に1台ずつ配置され、2014年1月1日より運用入りしています。車種はすべてPDG-LVで揃えられました。紹介している1444号車は井高野営業所に所属しています。
大阪市交通局は2018年4月より民営化され、大阪シティバスとして再出発しましたが、復刻塗装車はそのままの状態で運用入りしています。ラッピングのわりには4年が経過した現在でも塗装状態が非常によく、市営時代の名残として思い入れがあるのかもしれません。

PDG-LV234L2
2010

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