三菱ふそう エアロスターK
エアロスターKは、初代エアロスターのうち新呉羽自動車工業製の車体を架装したモデルの総称です。
まず、初代エアロスターは1984年に登場した大型シティバスブランドで、ブランド名は2000年に2代目エアロスターへ引き継がれ、現在も存続しています。三菱の大型車は左右非対称のフロントマスクが大きな特徴です。乗降口側に視野拡大窓を設け、垂れ下がったようなスタイルは三菱特有のデザインです。
ところで、三菱ふそうでは1995年まで新呉羽自動車工業と三菱自動車工業名古屋製作所の2ヶ所で車体製造を行っていました。両者の設計は1993年に共用化される事となりますが、それ以前は2つの異なるボディデザインのエアロスターが並行して製造されていました。これを、新呉羽製は『エアロスターK』と三菱名自製は『エアロスターM』として区別していたわけです。なお、1993年以降はエアロスターMのほうへ設計が統一されたため、新呉羽製であってもエアロスターMと呼ばれています。
エアロスターKのデザインは全体的に丸みを帯びており、フロントの曲面ガラスや傾斜のかかったリアスタイルなど、全体的に豪華な仕上がりです。現存しているモデルの中でも特に直感的に古さを印象付けさせるデザインであり、古バスが好きな方には堪らない仕上がりではないでしょうか?
★ラインナップ★
まず、初代エアロスターは1984年に登場した大型シティバスブランドで、ブランド名は2000年に2代目エアロスターへ引き継がれ、現在も存続しています。三菱の大型車は左右非対称のフロントマスクが大きな特徴です。乗降口側に視野拡大窓を設け、垂れ下がったようなスタイルは三菱特有のデザインです。
ところで、三菱ふそうでは1995年まで新呉羽自動車工業と三菱自動車工業名古屋製作所の2ヶ所で車体製造を行っていました。両者の設計は1993年に共用化される事となりますが、それ以前は2つの異なるボディデザインのエアロスターが並行して製造されていました。これを、新呉羽製は『エアロスターK』と三菱名自製は『エアロスターM』として区別していたわけです。なお、1993年以降はエアロスターMのほうへ設計が統一されたため、新呉羽製であってもエアロスターMと呼ばれています。
エアロスターKのデザインは全体的に丸みを帯びており、フロントの曲面ガラスや傾斜のかかったリアスタイルなど、全体的に豪華な仕上がりです。現存しているモデルの中でも特に直感的に古さを印象付けさせるデザインであり、古バスが好きな方には堪らない仕上がりではないでしょうか?
★ラインナップ★
古いモデルですので大半がツーステップバスですが、U代末期に京急バスにワンステップモデルが投入されています。上の写真は熊本バスの車両ですが、元は京急バスからの移籍車です。ワンステップモデルは、少なくとも営業用車両としては全廃車となっています。
初代エアロスターのモデル型式はMP218/618系です。この数字はサスペンションの違いで、リーフサスなら218、エアサスなら618となります。尺は、WBが短いほうから順にK、M、N、Pの4種類があります。排気ガス規制が1990年に変わっており、以前はP-、以降はU-となります。以上から、1例としてエアサス・K尺・U代の車なら形式はU-MP618Kとなります。
★特徴的な仕様★
・特注事例
こちらは特注仕様てんこ盛りのエアロスターK。
まず視野拡大窓が省略されています。視野拡大窓がデフォルトで付いているのはエアロスターを除けば日野・ブルーリボンシティくらいですから、これはエアロスタ―ならではの特注ですね。比較的よく見られます。さらにフォグランプも省略されています。
また、ヘッドライトが角型となっています。初代エアロスターでは丸型が標準となっていましたが、近代的な外観にこだわる事業者では角ライトを選択する例もしばしばみられました。
・観光マスク仕様車
路線用のエアロスターボディに観光モデルであるエアロバスのフロントを付けた車です。上の物はさらにサンシャインデッカ―という愛称がついていたモデルです。
コメント
コメントを投稿