岩手県北自動車 岩手200か1751

岩手県北自動車が2012年12月16日から運転している電気バス。国土交通省による「電気自動車による地域交通グリーン化事業」の公募を活用したもので、宮古市と連携し、浄土ヶ浜のある、陸中海岸国立公園内を運行する路線に専属で充当されています。運行ダイヤは岩手県北自動車の公式サイトで公開されています。土日及び夏休み期間中は浄土ヶ浜園内循環バスに充当され、平日のみ宮古駅に出てくるダイヤとなっています。浄土ヶ浜園内循環バス運用では日中に充電休憩があるなど、電気バスらしさを感じるダイヤ構成になっている点も興味深いところです。なお、2017年12月18日より、車両修繕のため一時離脱中です。

車両は元岐阜バスのPB-HRを改造したもの。浄土ヶ浜の自然をPRするフルラッピング車になっています。岐阜バスのPB-HRは異例の早期離脱車が続出しており、今では全国に散らばっています。同車も2005年に新製配置されてから、廃車となった2012年までわずか7年のみと、岐阜バスとしては考えられないほど早い引退になりました。どういう事情があったのでしょうか。

PB-HR7JHAE 改

2005