山交バス

山交バスは、山形県内のうち庄内地方を除く内陸部全域を営業エリアとする、県内最大のバス会社です。1997年、山形交通のバス部門のみが独立し、誕生しました。
山形交通は1943年、戦時体制下の陸運統制によって、三山電気鉄道を存続会社として県内の鉄道・バス会社5社が合併し、誕生しました。2013年に創設70周年を迎えています。現在はバス専業で、平日80往復、土日祝66往復を誇る仙台ー山形線をはじめ、福島や鶴岡・酒田など、各地への都市間バスを事業の主力としています。1993年にCIを導入し、ロゴマーク「ユトリア(UTORIA)」を制定。山交バスに一見関係なさそうなロゴマークが車体に書かれているのはこのためです。以降、山形交通グループはユトリアグループとも呼ばれるようになりました。1997年に、バス部門は先述の通り山交バス株式会社に、それ以外を株式会社ヤマコーへと事業整理を行い、山形交通の名は企業名としては消失しています。
車両は、『少数多種買い』で知られており、毎年複数のメーカーの車を数台ずつといった買い方をしていました。そのため事業規模のわりに車種が豊富です。また2000年頃までは大型ショート車を好んで導入していたことでも有名です。長らく自社発注車での車両更新を基本としてきましたが、2012年より中古車の導入を開始、現在は発注車と中古車が半々程度となっています。近年の発注車はいすゞが中心となっています。


Pickup
山形200か24
山形200か95
山形200か60
山形230あ9965

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