いすゞ エルガハイブリッド

2012年に登場した、エルガをベースにした電気式ハイブリッドバス。いすゞ自動車は、この型がハイブリッドバスへの実質的な初参入となります。ノンステップバスのみの販売です。エルガのディーゼル車は2015年に新モデルへとモデルチェンジが実施されましたが、エルガハイブリッドに関してはモデルチェンジ対象とならず、2017年まで製造が続けられました。(その後2018年より新モデルとなる2代目エルガハイブリッドが登場しています。)
日野やふそうのハイブリッドバスでは蓄電池を屋根上に積んでいましたが、エルガハイブリッドでは車内左後方の座席をつぶして、車内に蓄電池を置く方式をとっており、外観はディーゼル車と変わりない仕上がりとなっています。このため車高は抑えられていますが、一方で定員は減少しています。
上の写真の車両では赤い縁の部分に蓄電池が積まれています。車内に座席がないため、よく見るとダミーのガラスとなっているのがわかるかと思うます。


★ラインナップ★
ノンステップバス

ラインナップはノンステップバスのみ。
型式は2012年から2015年までがQQG-LV234*3、2015年から排気ガス記号が変わり、QSG-LV234*3となっている。両者に外観上の差異はない。尺は短尺(L尺)と標準尺(N尺)の2種類。QQG規制のN尺車であれば、最終的な型式はQQG-LV234N3となる。

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