千曲バス 長野200か1211

2013年に移籍した元阪急バスのいすゞ製ツーステップバスです。千曲バスとしては初の西工車になりました。
導入当初は白1色で運用入りしていましたが、後に前半分だけ帯の巻かれた手抜き塗装となりました。正直前に帯があるだけでも見た目がだいぶ良くなるのでありがたいですが、やっぱり後ろまで巻いてほしいものですね。
千曲バスは、周辺のバス会社である長野電鉄や松本電気鉄道同様、かつては前後扉で新車を導入していた時期がありましたが、それも今は昔。今となっては前後扉車は異色の存在であり、大型車ではこの1台しか在籍していません。(2022年時点では、中型では小諸に1台現役車がいます。)
下秋和車庫(上田)所属で、かつては千曲バスの主力系統のひとつである鹿教湯温泉線等でラッシュを中心に運転されていましたが、1台のみの前後扉となると使い勝手がいまいちよろしくなかったらしく、現在は混雑路線を避けて使われているようで、末期は室賀線、並びにスクールバス運用で固定されていました。2023年3月に除籍されています。
長野県内の阪急出身の西工96MCといえば、ほかに信南交通やアルピコ交通白馬に移籍しており、各地にちらほらと移籍例が見られます。どれも1台のみで割と僻地なので、撮影は難儀しそうです。

KC-LV380N
2000

下秋和車庫にて。撮影・掲載許可を得たものです

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