御坊南海バス

御坊南海バスは、その名の通り御坊市に拠点を置く、南海電鉄傘下のバス会社。周辺の日高郡各町へ路線を伸ばしているほか、有田郡湯浅町にも離れ小島の路線を持っています。かつては和歌山市駅へも乗り入れていましたが、2009年に撤退しています。また、貸切部門では大阪府岸和田市にも営業拠点を持っており、貸切部門を持っていない南海バスに代わって南海電鉄沿線の貸切事業を引き受けています。
南海バスと社名についてはいるものの、現南海バス（大阪府）とは直接関係のない独立系列。和歌山バスや南海ウイングバス南部などと異なり南海バス（大阪府）の分離子会社ではなく、資本関係もありません。
1974年に、初代南海バス（和歌山）と白浜急行バスが合併し、南海白浜急行バスを設立。1984年に南海白浜急行バスから和歌山市エリアの貸切事業が和歌山南海観光バスとして分離され、残りが御坊南海バスとなりました。なお、初代南海バスは現南海バスとは別の事業者です。
車両は日野が中心で少数ふそうといった構成。南海バス（2代目）のNカラーと共通のカラーリングで、Nの代わりにGのロゴが入ります。近年は南海バスからの移籍車で代替を進めており、リエッセを除いてすべて低床車になりました。

Pickup
和歌山200か289
和歌山200か624

Gallery
路線車